おなかが大きくなる前にやっておきたいこと
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おなかが大きくると、これまで当たり前にできていたことが意外とできなくなる…これは多くのママが体験する現実です。しゃがむ、かがむ、立ちっぱなし、長く歩く…。日常の何気ない動作が負担になり、ちょっとした準備や家事さえ「もっと早くやっておけばよかった」と思うことも。
だからこそ、妊娠初期や中期の「まだ動きやすい時期」にできることを先に済ませておくことが大切です。ここでの一手間が、その後のマタニティライフをぐっと快適にしてくれます。
今回は、「おなかが大きくなると難しくなること」に焦点を当て、6つの具体的なヒントをご紹介します。
掃除・整頓を“ラクできる仕組み”に変える
おなかがせり出してくると、床に落ちたものを拾う、しゃがんで掃除する、といったちょっとした動作が意外と大変になります。妊娠後期には「少し掃除しただけで腰が痛い」「すぐに息切れする」と感じる方も多いものです。
今のうちに「ラクできる掃除・整頓の仕組み」を整えておくと安心です。たとえば、床に物を置かないように収納場所を見直す、掃除機より軽いコードレスクリーナーやお掃除ロボットを導入する、収納棚の高さを腰の位置にそろえるなど。小さな工夫を重ねるだけで、後期の暮らしがぐっと快適になります。
特に大切なのは“自分が無理せず片付けられる環境”を作っておくこと。今整えておくことで「出産後に赤ちゃんを抱っこしながらも動きやすい家」へとつながります。
重い荷物の移動や片付けを前倒しで
妊娠が進むと「重いものを持つ」ことが制限されます。実際、布団の入れ替え、家具の移動、衣替えなどは「やりたいけど体がついていかない」と後悔する方が多い作業です。
今のうちに季節物の整理を済ませておいたり、収納の位置を変えたりしておくと後々とても助かります。特に、ベビー用品を置く場所は早めに確保しておきましょう。おむつやベビーベッドなど、意外とスペースを取るものが多いので、スペースのサイズを測ってから買い揃えるのがおすすめ。
重い荷物の移動はパートナーに手伝ってもらい、あなた自身は指示役に徹するのもポイントです。

マタニティ用の洋服を早めに準備する
おなかが目立ちはじめると、今までの洋服が急に合わなくなります。ジッパーが閉まらない、ウエストがきつい、ワンピースも丈が上がってしまう…。出かけるたびに「着る服がない!」と慌てるのはストレスになります。
そこでおすすめなのが、まだ体型が大きく変わらないうちにマタニティ用の洋服を準備しておくこと。ストレッチ素材のパンツやワンピース、授乳にも使えるトップスなどを選んでおけば、妊娠中だけでなく産後にも活用できます。
また、靴選びも大切です。後期になるとむくみやすく、ヒールや硬い靴は負担に。フラットで脱ぎ履きしやすい靴を一足準備しておくと安心です。
マタニティウェアは「今すぐ必要ではないから」と後回しにされがちですが、実際に必要になってから買いに行くのは大変。おなかが大きくなる前だからこそ、余裕をもってお気に入りを探しておくと心にもゆとりが生まれます。

長時間の外出・買い物を楽しむ
おなかが大きくなると「立ちっぱなし」「歩きっぱなし」がつらくなり、外出がぐっと減ってしまいます。映画館で長く座る、友人と数時間ショッピングする、そうしたことが難しくなるのです。
今のうちに「行きたい場所」「やりたいこと」をリストにして、少しずつ楽しんでおきましょう。特に家具やベビー用品の下見など、時間がかかる買い物は妊娠中期の体調が安定している時期に済ませておくのがおすすめです。後期に入るとネット注文や宅配に頼ることが増えるため、自分の目で選びたいものは今のうちに。
この時期に外出を楽しんでおくことは、気分転換にもなります。妊娠期特有の制限を前向きにとらえ、“今だからできる体験”を積極的に味わってみてください。

からだを使う趣味や運動
ヨガやジム、ダンスなど、妊娠前は当たり前に楽しんでいた運動も、おなかが大きくなるとバランスを崩しやすくなり、思いきり動けなくなります。「運動不足になって気分が落ち込んだ」という声も少なくありません。
今のうちにできる範囲で楽しむのはもちろん、同時に“妊娠期でも続けられる運動”を探しておくと安心です。軽いストレッチやマタニティヨガ、ウォーキングなど、無理なく続けられる方法を見つけておくと、後期の体調維持に役立ちます。
大切なのは「運動を続ける習慣」を途切れさせないこと。身体を動かすことで心も前向きになり、出産や育児を迎える力につながります。

妊娠線予防のための“早めのボディケア”
おなかやバスト、太ももなど、妊娠後期にかけて一気に皮膚が伸びる箇所は、妊娠線ができやすくなります。一度できてしまうと完全に消すのは難しいので、予防こそが大切です。
ここでおすすめしたいのがリエムオーガニックのボディケアクリーム。天然由来成分を贅沢に配合し、乾燥しがちな妊娠期の肌をしっかり保湿。柔らかく伸びの良いテクスチャーで、ベタつきにくいので朝晩のケアに取り入れやすく、続けやすいのも魅力です。
おなかが大きくなる前からケアを習慣化することで、肌のうるおいを保ち、妊娠線予防につなげることができます。「赤ちゃんと一緒に過ごす肌を守っている」という実感が、毎日の安心感にもつながるはずです。


